クラス会議 〜ありがとうみつけ〜
一人一人が誰かを支えたり、支えられたりして生きていることを実感してほしい。
僕が子ども達に本気で思っていることです。格好よく言ったけど、中年真っ最中の僕も、いっぱい失敗してみんなに支えられ、時には支え生きてます。
さっき、寝ぼけたままトイレに行こうとして、妻に躓きこけました。おかげで目が覚めました。妻に支えられてんなぁ僕は・・・ まだ、痛いおでこ。
それはさておき、朝の会でしているクラス会議。クラス会議に出会って早6年目。毎朝してるので1000回以上はしてるでしょうか。ジムにもこれぐらい行けたらいいのに。このお腹どうにかしたいです。
1000回もトマトプリッツを食べると飽きますが、クラス会議は飽きなかったです。むしろ、大好きな朝の時間です。
クラス会議は、輪になって座り、隣の人のありがとうポイントを順番に言う「ありがとう見つけ」と、クラスの誰かの「お悩み相談会」の二部構成になっているのが基本です。詳しくは、森重裕二さんのこちらを参考に。
まず、「ありがとう見つけ」から。
単純に隣の人のありがとうポイントを言うだけです。
「一緒に遊んでくれてありがとう。」
「昨日、給食運んでくれてありがとう。」
こんな言葉をうちの子達は言います。
中には「生きていてくれて、ありがとう」「生まれてきてくれてありがとう」なんていう、哲学者も表れます。言われたほうもまんざらでもない。素敵やん。
この時間、すごい好きなんですよね~。これ、最初はなかなか言えないんです。
「パスしてもええよ。少しずつ言えるようになるし。あせんない、あせんない。毎日あるんやから」と僕は言います。
だって毎日あるんやから。クラスの最初はそれでよくて、少しずつ成長します。
輪になって座る隣は、毎日ペアが変わります。僕はカードを使っていますが、仲間の先生は洗濯ばさみで毎日違うペアを作っています。
洗濯ばさみでペアを作るっていいですね。洗濯ばさみも喜んでいます。
大学生の頃、朝起きてベランダに出ると、もの干竿に、洗濯ばさみで魚が吊るされていました。釣りに行った先輩からのお裾分けでした。洗濯ばさみもいろんな活用があるみたいです。美味しくいただきました。ありがとう、先輩!
それはさておき、ペアが毎日変わるから、毎日ありがとうを言う相手が変わるわけです。誰かのありがとうを見つけるのがうまくなります。相手の良さを見つけることを毎日やるから、ありがとうが日常に溢れます。
必ず全員できるようになります。多分・・・まぁ、できなくてもその場にいれば良しとしましょう。
「どうして君はありがとうを見つけられないんだ-!」って誰も言われたくないですしね。そんな、ありがとう・・・重い・・・ ジムに行かなきゃ。
先生にも言ってくれます。「いつも変顔してくれてありがとう。」って言われたことありますが、一回もしていません。失礼な・・・それは冗談として、「優しくてありがとう」とか言われると、やっぱりうれしいです。みんな認められたいですから。
ありがとうって普通に言えることって意外と難しい。「有り難し」素敵な言葉です。「ありがとう見つけ」を通して、僕自身も成長させてもらってます。
「ありがとう見つけ」の後は、子ども達のお悩み相談会です。それはまた明日!