坊主先生は嘘つかない

子どもも教師も夢中になる学級経営や、校内研修の解説書です。僕の全てを伝えます。誰でもできます。

クラスの目標

クラス目標は大事にしたい

 

僕が思っていることです。

 

でもクラスの目標って何のためにあるんでしょうか?子どもたちは、クラス目標のために学校に来ているわけではないです。

 

目標のために今があるわけじゃなくて、今、ここを生きたいなぁ

 

自然農という生き方―いのちの道を、たんたんと (ゆっくりノートブック)

自然農という生き方―いのちの道を、たんたんと (ゆっくりノートブック)

 

めっちゃ好きです。辻さんも川口さんも。

 

あんまり目標、目標に追われたくないです。娘に毎日、鬼ごっこで追いかけられているから疲れました。

 

じゃあなぜ大事にしたいのか、、、

 

これは、クラス目標をつくるまでの過程がいいなって思うからです。

 

男女仲良く、笑顔で明るいクラス   的なクラス目標になりがちです。

 

それでいいんやと思います。大事なのはそれをつくるまでです。

 

学級が始まってまずは、楽しい経験やうれしいことをたくさん 共有したいなって思います。

 

そういう経験がポジティブな雰囲気を生みます。そこをスタートにしたい。

 

今年はいきなり学級目標をつくるんじゃなくて、自分がされて嫌なことや、うれしいことを

輪になって、模造紙に書き込みました。

こういうのプロジェクトアドベンチャービーイングと呼ぶみたいです。

 

クラスのちからを生かす: 教室で実践するプロジェクトアドベンチャー

クラスのちからを生かす: 教室で実践するプロジェクトアドベンチャー

 

 

いっぺんに色々言われるの苦手

名前でからかわれるのが嫌だ、とか自分の嫌なことを話したり

 

褒められるとうれしい、一緒に遊ぼうって言ってほしいとか、うれしいことを話し合いました。

 

この時間、すごいよかった。みんなが過ごしやすく笑顔になれること、そんなクラスを作ろうってなることがいいなって思います。

 

クラス目標づくりはいたってシンプルです。

 

一人で考える→二人で考える→グループで考える→出し合ってつなげる→読んでみる→つくる

 

こんな感じです。いつもこれを参考にします。

 

よくわかる学級ファシリテーション?―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)

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今年は最初は、世界一って言葉が入っていたんですが、まずは学校一ってことにしようってなりました。

 

ありふれた言葉にも子どもたちの願いがあるんですよね。

 

クラス目標を書いたカードを机に一人ずつ貼っています。

 

We are friends.

 

たまたま出会ったこのチームで幸せな日々を過ごしたいって思ってます。