心に残る同僚
自分を育ててくれた言葉、先輩がいます。
疲れたら飴ばかりくれる大先輩がいました。おかげで虫歯だらけです。
その先輩に春に連れてかれる花見バスツアー、いつも桜が咲いてませんでした。
元気かなぁ。
その先生はいつも丸つけをしてました。丸の書き方、ハンコの押し方、めっちゃ教えてもらった。いや、めっちゃ叱られてました。
僕には忘れられない言葉があります。
一つは先輩の同僚。
子どものノートに、メッセージを書いている時間が一番好きな時間なんだよね。
働き方改革と真逆なその先生は、毎日、放課後、子どもとノートで向き合っていました。
二つ目も同僚の先輩
ねー、子どもは温かいかかわりの中でしか育たないよ。
おじさん先生だけど、学校一優しくて、みんなから愛されていた先生でした。
三つ目は、横浜が生んだ大先輩、島本恭介先生
あなたの授業は、うまいけどいい授業じゃない。
次の年に、こう言われました。
あなたの授業は、いい授業になったね。子どもをよくみてる。子どもに惚れなさい、そして惚れられる教師になりなさい。
涙が出た言葉でした。
いろんな講座やワークショップに行きました。いっぱい本も読んできました。今もです。それは楽しい。
ただ、いつも心に刻み込まれたのは同僚の言葉です。これってなんなんだろう。
同じ子どもと過ごし、同じ地域で過ごしている同僚とアホなことしたり、くだらないことしたり、ふざけたり、たまに真面目な話をしたり、そんなことが好きです。
そんな中で、この先生のこの部分がステキやなとかが見つかっていくことが成長なんやと思います。
そん時に気付かなかった良さに気付いていく。そんな風になりたいもんです。
昔嫌いだった、なすびは今では大好きになりました。