坊主先生は嘘つかない

子どもも教師も夢中になる学級経営や、校内研修の解説書です。僕の全てを伝えます。誰でもできます。

校内研修はお絵描きから

お絵描きがうまくなりたいなぁ。

 

小さいときから思い続けてきたことです。アンパンマンを描いても娘に認識されないことが多いので、猛練習したらうまくなりました。ドキンちゃんは描けません。

 

その昔、小学校の写生大会で、隣の子の絵をほぼほぼ真似して描いたら、入選したのは私です・・・ごめん。今度、その子に謝りlineを送ります。今でも仲良しです。

 

その昔、「すすきの穂 弟くすぐる 鬼ごっこ」という句で全校の前で読んだんですが、姉がやっていた宿題から写してしまいました。ごめんなさい。

 

人は誰しもこういうことが多かれ、少なかれある・・・はず

 

さてさて、金曜日は校内研修日でした。前回の記事はこちら前回は学年の目標をつくりました。今回は、それを木の絵にしていくことをやりました。言葉を次は絵で表現していく。各学年の木が集まれば、それがうちの学校の目標になります。難しいことをいうと、教育課程そのものになります。つまり、うちの学校ではこんな教育をしていきますっていうものです。

 

絵にすることで、言葉では表現できないことを表現できますし、創造的な活動だから癒されます。

 

この日の流れは60分でこんな感じです。

 

①チェックイン

②頭ほぐしタイム

③木を描こうワーク

④講師の先生から

 

頭ほぐしタイムでは、副校長先生が、アロマオイルを各テーブルに配りながら、リラックスできるときはどんな香り?とお題を出してくれて少し近くの人とお喋りしました。

 

疲れているこの時期を考えてのワークでした。いい人です。お菓子くれます。

 

木を描こうワークは、えんたくんを使って、子どもが楽しい時間はいつ?とか、もし自分が子どもならどんな教室にいたい?とか、一人一人の想ったことを書いたのをもとに、ビジョンを木にしていくワークです。

 

うちは一人出張でいなく、男2人

 

「どんな木にする?」

「普通じゃないのがいいですね」

「いいね、じゃあ盆栽にしよう」

 

そうやって先輩は盆栽を書き続け、僕は謎の絵を付け足しました。こうやって作業しながら時間を共にすることが大事だと思っています。

 

今回のゲストスピーカーはずっといらっしゃっている横浜国立大学の金馬国晴先生でした。

 

金馬先生からは人が楽しいって感じるのはどんな時かという話がありました。

 

チクセントミハイのフロー体験の要素の話です。

①自分に合う難しさ

②自分がコントロールできる感

③直接のフィードバックあり

④外からの邪魔が入らない

www.ted.com

こういう没頭できる学びがあるっていうことがいいですね。僕らは子供を没頭させるのではなく、没頭しやすい空間や環境を整えることが仕事だと思っています。

 

今回つくった木は理想の木です。いくら願っても叶うことはありません。いつのまにか理想の木になっていくように、具体的な実践をしていく必要があります。

 

新しいことにチャレンジしないといけない時もあるでしょう。でも、それだけじゃなくて今いるメンバーでできることを考えていくこと。それが兎にも角にもスタートだと思っています。

 

次は6月5日です。一人一人が実践をもちよりながら、お互いの強みを知り、どんな実践をしていくかを対話していきます。そして、それを虹や風をモチーフに整理していこうとちょっと考えています。

 

今回、もう一つチャレンジしたことがあります。それはいろんな人が研修日にみんなの前に立つことです。

 

今回は研究主任としてみんなの前に立たないというのを目標にしていました。

 

それはいろんな人の強みがでればいいなって思うからです。もっというと、研究部の人以外の先生がワークしていくような仲間になれればいいなって思います。今回の絵にするワークも、研究部の先生からのアイデアです。それを、面白がって形にしていけたらいいなって思います。

 

そんなうちの校内研究です。