坊主先生は嘘つかない

子どもも教師も夢中になる学級経営や、校内研修の解説書です。僕の全てを伝えます。誰でもできます。

ゆっくり子どもと話すには

娘を肩車しようとすると喜びます。妻を肩車しようとするとしばかれます。

 

同じ女性なのに、どうしてこうも違うのでしょうか・・・今日は代休です。幼稚園に娘を連れて行ける喜び。爽やかに園の先生に挨拶してみよう。

 

「ジャンボ!」

 

さて、愛知県。形が好きです。

 

心が落ち着かない子を肩車しながら、校庭を散歩しながら、勉強のこと、友達のこと、家族のこと、将来のこと、いろんな話をしました。一生懸命考えていきているんだなって思って涙がでそうになりました。

 

子どもの心が開いていることが大事です。しっかり受け止める=聞くことが大事だって思います。

 

聞くには時間がいります。学級には40人近く子どもがいます。毎日全員とゆっくり話すことは難しいです。でも、これ大事です。こんな風にしています。

 

① 登校時は教室か昇降口であいさつ

 

② 宿題は各自で僕の机に出して、名簿にチェック

 出しに来たときに、宿題を開いているので、絵がうまいねとか言いながら全員と話せます。

 

③ 朝のクラス会議

 みんなで輪になって喋るから、一人一人の話をじっくり聞けます。

 

④ 授業をワークショップにする

 いわゆる黒板で教えて、子どもが手を上げて答える授業では、子ども一人一人が何を考え、何に悩んでいるのかなんて分かりようがありません。そこで、一人やグループで活動するような授業にしていきます。そうすると、子どもの様子を観察しながら、個別にアプローチができます。こういうのコーチングというそうです。

 

⑤ 休み時間は子どもと過ごす

 教室や校庭にいると、誰かしら寄ってきます。そういう子と話すのも楽しいです。

 

⑥ 廊下は歌いながら歩く

 廊下を謎の歌を歌って歩くと、「うるさい、先生!」って言われます。そこでやりとりがうまれます 笑

 

⑦ アンケートをとる

 読書の授業を始めるなら、どんな本が好き?とか、子どものことを知るためのアンケートをとるのがオススメです。コーチングの材料になりますし、アンケートをもとに、先生もあの本好きだよなんて話もできます。

 

⑧ 掃除は全箇所を回る

 いろんな掃除場所があるけど、雑巾片手に全部の箇所を回って、子どもに声をかけながら雑巾で隅を拭いていきます。「先生、ありがとう」なんて言われますから「どましてー」って言います。

 

⑨ 給食は子どもと食べる

 

10 振り返りジャーナル

 日記で子どもとつながる。日記を話題にする。

 

11 面談・グループインタビュー

 二人で面談をしたり、授業の合間に5人ほど呼んで、さっきの授業の感想をはなしてもらったりします。

 

コミュニケーションが大事なんて言われる時代。意識的に話す時間を日常に組み込んでいくことが大事だと思っています。