坊主先生のお笑い珍道中

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つけさせたい力 ??

「どんな子に育って欲しいですか?」

 

「どうなんだろう、あの子がどういう風に育ちたいかあの子が考えてほしい」

 

これは今年の家庭訪問の僕と保護者の方のやりとりでした。

 

その子は伸び伸び育っています。

 

僕はハッとしました。

 

ついつい、私たちは、子どもにこんな力をつけようとか、こんな風に育ってほしいと考えたり計画したりします。そのことは悪いことじゃない。

 

でも、それを子どもに求めるのは違うと思うのです。

 

「子どもに力をつけなきゃいけない。」

 

よく聞きます。

 

力ってそもそもなんでしょう?人間を分析していくと、〇〇力と分析できるのでしょうか?私たち人間はもっと情緒的なものです。

 

人生はいつもちぐはぐ (角川ソフィア文庫)

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一筋縄ではいかないものです。そんなややこしさが生きる面白さなのではないのか。 

 

この授業で、この単元でつけたい力は何か?って議論も立ち止まりたい。むしろ、その時には分からなくても、後で振り返ってこういうことなんだって分かることが学ぶという意味ではないか?

 

すぐに効果が出ることに焦りすぎてはいないか。どんな結果になるかなんて分からない。

 

「教師は子どもに確かな学力をつけなければいけない。」

 

これは主語が違います。

 

私たちがしなきゃいけないわけじゃない。子どもが育つ環境を整えるのが私たちの仕事です。教え方がうまいとか、そういうことではない。

 

でも、これなかなか難しいです。

 

僕は、子どもたち同士のつながりをサポートしたりデザインしたりすることをすごく大事にしてきました。一方で、子どもたちと社会や、子どもたちと学びとかをつなぐのはまだまだできていないなぁって思います。

 

もちろん、子どもの興味関心をひいて、教師の準備を基にあたかも、探究しているような授業はたくさんしてきました。

 

そうじゃなくて、子どもたちが自分で学びたいことを見つけ、探究していくようなことはまだまだです。浅く終わってしまいます。

 

学ぶことは悪くないなって思えるような小学校時代にしたいなって思います。 

PBL 学びの可能性をひらく授業づくり: 日常生活の問題から確かな学力を育成する

PBL 学びの可能性をひらく授業づくり: 日常生活の問題から確かな学力を育成する

 

 とてもいい本です。実践に落としたい!