輪になるということ
人と話すのは難しい
自分の心が忙しくなる。不安になったり、聞くのに疲れたり、違うことを考えたり、深く共感したり、何を話そうか思案したり
とにかく忙しいのだ。
心を亡くすで、忙しい
人一人と対話するってすごくエネルギーを使う。
対話的な学びと教育の世界で言われる。
全ての学習が対話的だと、すごく疲れるだろう。
話したくない時は話さなくていい。沈黙が許される、分からないが許される、だれか話すのが得意な人たちが中心になるんじゃなく、声なき声も届く場
そんなことを考えている。
輪になる。
その昔、大切な火を囲み語り合ったといわれる輪
ぐるぐる回る
順番にボソボソって話し始める、そんな瞬間を大事にしたいって思う
輪になって話すのは、見た目は学校がイメージする対話じゃないかもしれない。誰かに応答し合うことより、ただ話し、ただ聞くだけ。
ただ、そこにあるということ
それだけが認められるそんな場がたまにはあっていい
朝の会で輪になって座る。ちょっとした話題で順番に話して朝がスタートする。
道徳の時間に、テーマについて順番に話す
そんな些細なことを大事にしたいって思う