坊主先生は嘘つかない

子どもも教師も夢中になる学級経営や、校内研修の解説書です。僕の全てを伝えます。誰でもできます。

プロジェクト学習

Wholehearted purposeful act =全身全霊の目的のある営み

 


これはキルパトリックさんの言葉です。

 


昨日は、首藤久義先生とキルパトリックのproject methodを原書で少し読みました。

 


英語を読むことに慣れていないけど、首藤先生のガイドもあり楽しく読みました。

 


その中での言葉です。

 


意味のない繰り返しより、〜たいからスタートして、目的意識をもって取り組むこと、だから知りたくなるしもっとやりたくなる。その中に学びが生まれるんだって思います。

 


100年前に書かれたこの論文が今なお新しい。自由があるということはこんなにも素晴らしい。

 


そして、論文の中にはif〜 という文が出てきます。キルパトリックでさえも断定的に何かを語るのを避けている。とても誠実な態度だと思います。これも首藤先生と読まなかったら気付かなかったでしょう。学ぶとはほんとに共に学ぶことです。

 


原書で読む意味はそこにあると思います。

 


子どもが自分たちがしていることの目的が分かり、やりたいとか工夫したいという気持ちが持続できるような学びがやっぱりしたいって思います。

 


どんな教え方をしても、学び方をしてもたいして変わらないかもしれません。でも、やっぱりワクワクできるようなことをしたい。

 


生活の中に学びのタネがきっとある。

 


やっぱり大人になんてなりたくないなって思います。子どものことが分からなくなるからです。

 


先生、ほんま子どもっぽい。

 


そんなことを言われる先生でいたいです。

 


生活の中にある小さな学びの種を育てていく。そこにカリキュラムの面白さがあります。

 


首藤先生と話ながらいろいろ考えました。歳の離れた良き友人です。