毎日遊んでみると・・・ きっかけ編
遊ぶことの大切さは、教え子に教えてもらった。
「先生さ、今もやってるの?毎朝、みんなで遊ぶやつ。」
「うーーん、最近はやらないんだよね。」
「絶対、やったほうがいいよ。あれで、オレら仲良くなったんだから。」
卒業生と久しぶりに会ったときに言われたことだ。はっとした。そうだった。遊ぶことすごく大事にしてたんだった。ありがとう。その前に、「先生、太った?」と言われたことは、ゆるそうと思う。
子ども達は遊ぶのが好きだ。大人と違ってお酒を飲んだりそんな不健康な遊びは必要ない。
休み時間は大人気だ。チャイムが鳴ると、悲しそう。大人だってそう。休憩時間ってワクワクする。
「子どもに惚れなさい。子どもに惚れられる教師になりなさい」
これは横浜が生んだ実践家・島本恭介先生に言われた言葉だ。
こんな素敵な先生の言葉を大事にしてきた。
おそらくこの言葉を勘違いした僕は、ひたすら子どもと毎日遊び続けて7年が経ちました。子どもに惚れる=子どもと遊ぶと解釈しちゃったわけです。
あっ、またあのクラス遊んでる・・・
いやいや。遊んでるように学んでるんです、、、なんて言ってみても、どこからどうみても遊んでるわけなんですが・・・
「楽しいからやる。」
子どもみたいな理由だけど、大事にしたいって思う。
楽しいからもっとやりたくなる。
もっとやりたくなるから、友達とやりたくなる。
友達と楽しむから、人に話したくなる。
楽しむ先にあるのは、人を思いやったりすることなのかもしれない。
朝の遊びに込めた思い。
ただ、楽しい時間を共有したいのだ。そこを、学級の核にしたいと願っている。
次は、なぜ朝遊びをし続けるのか、その理由について考えてみたいと思います。