坊主先生は嘘つかない

子どもも教師も夢中になる学級経営や、校内研修の解説書です。僕の全てを伝えます。誰でもできます。

子どものままで

大人を困らせたいんだ

 

iden &tityの主人公の言葉・・・

 

アイデン&ティティ 24歳/27歳 (角川文庫)

アイデン&ティティ 24歳/27歳 (角川文庫)

 

 おっさんになっても結局はあんま変わんないです。人と違うことがしたいってついつい思っちゃう。大人になんてなりたくない。

 

枕は加齢臭・・・あっ大人を通り過ぎて、おじさんになったようです。間違えた

 

夏休み前最後の登校でした。

 

朝のサークルはたっぷり一時間。夏休み楽しみなことを話したり、クラスの振り返りをしたりしました。

 

そん中で、ある子がこんなことを言いました。

 

「ここまでは先生50%、みんなが50%でクラスが進んだね。」

 

確かにそんな感じ。

 

「先生ってさ、ほんと子供っぽい。だから、子どもの気持ちがよく分かるというか」

 

これ、僕にとってはサイコーに嬉しい。誰が先生かわかんないそんな学級を作りたいんだ。ついふざけちゃうし、悪ふざけもしちゃうし。

 

その後、読み聞かせをしました。

 

きょうしつのつくり方

きょうしつのつくり方

 

 岩瀬さんの本で一番好きな本です。絵しかないから、どんなシーンだと思う?なんて話しながら。

 

夏休み明けは、空っぽの教室から、みんなで作っていこうねって話ながら、もっと子供達に任せようと心に決めました。

 

それは、僕がみんなを信頼できているからです。

 

転校する友達に、一言ずつ声をかけながら、

 

「喧嘩ばっかりだったけど、今思えばもっと優しくしていればよかった。」

 

こんな言葉がある子から出てくる。それをみんなは優しく見守る。

 

最後は涙のお別れになったけど、素敵な涙だったなって思う。

 

こういう心を揺さぶられるシーンがたくさんあるのが学校の先生の仕事。

 

教室は教師も遊び学ぶところ。

 

最終日はこうやってBingoで盛り上がったり、振り返りをしたり、お別れを言ったり、心が忙しい1日でした。

 

ゆっくり僕自身も振り返って、夏休み明けをむかえたいなって思います。