坊主先生は嘘つかない

子どもも教師も夢中になる学級経営や、校内研修の解説書です。僕の全てを伝えます。誰でもできます。

うちの算数

方向性の違いで・・・バンドを解散します。

 

あるあるです。一度もギターを弾かずに終わった、フルーツポンチのボーカルは私でした。小学生の頃です。

 

 

方向性・・・

 

ぐっと子どもが学びをコントロールしていく方向に舵を切りました。

 

今日は算数編

 

算数はこんな感じで進めています。

 

1  ミニレッスン(短く教える)

2  今日の共通問題

3  マイタイム

4  振り返り

 

この流れをうちではスマイルスタディと呼んでいます。

 

ミニレッスンでは、今だったら小数のかけ算の筆算のやり方を、みんなで確認します。

 

今日の共通問題は、全員が取り組む問題です。例えば、教科書、P26の①③⑤みたいな感じで提示します。載っている問題すべてを共通問題にはしません。全部するのが辛い子もいるからです。

 

大事なのは「できた」という達成感です。もちろん、どんどんやる子は、他の問題もやっています。

 

共通問題をしている時も、友達と教えあう姿がたくさんみられます。

 

共通問題が終わると、各自、丸付けをしていきます。

 

そして、マイタイム。まずは、ヘルプを出している子に教えたりします。そのあと、「今、自分がやりたいこと、やらなければいけないこと」に取り組みます。

 

例えば、社会の新聞づくりや裁縫や読書などです。これは自分の強みや得意を伸ばす時間になります。こうやって時間を自分たちで生み出していかないと、忙しい学校では自分のやりたいことに没頭する時間が作れないんです。

 

そして最後に振り返りをして終わりです。

 

共通問題の量や内容を調整するのはなかなか難しいですが、少しずつ自立的に学べる環境をつくっていきたいなぁって思っています。

 

できたという達成感

自分のやりたいことに没頭する時間づくり

だらだらやるのではなく、集中して取り組む

教え合える環境づくり

 

こんなことを大切にしています。

 

ゆっくりなじませていくことが大事だって思っています。一人一人の学習予定表などを導入したくなりますが、ぐっとこらえて子どもたちの様子を観察しています。

 

子どもの姿から実践をつくりたい。

 

だって、目の前の子どもと成長するために仕事をしているからです。だから毎年、やることだって変わります。