学年100人で振り返りアクティビティ
行ってきました。宿泊体験学習2泊3日
くたくたです。何よりベルギー戦を見れなかったのは悔しい。テキスト速報にして寝ましたが、一分ごとにスローインとか、大きく蹴り出したとかの情報がめんどくさくなり、ふて寝したら寝坊しました。
でも、ベルギー戦に勝る喜びもありました。男子と恋バナもできたし、子どもの素敵な姿がたくさんみれてよかったなぁ。
キャンプファイヤーで仮装して出たんだけど、やりすぎて子どもにドン引きされるという・・・いいんだ、それで。それで、いいんだ。すべりなれているんだから・・・
俺は70度の斜面を滑れると豪語していた小学校の同級生は元気だろうか・・・そんなあほな。
くたくたになりながら、金曜日に学年3クラスで体育館で振り返りをしました。その前にクラスでの振り返りはこんな感じにしました。
ひたすら輪になっておしゃべり・・・それだけ
当初はワールドカフェをしようと思ってたけど、朝の会の延長で喋ろうと思ってそうしました。すごい良かった。くだらないエピソードも満載で大笑いしました。
宿泊学習は、「楽しむ」ことだけで十分だなぁ。
はい、学年での振り返りは、すこし色んな子ども同士が関われるようにしたいなと思ってこんな感じにしました。
サークルアップ
キャッチ
せーの
「みんながさ、協力できたーって言ってたのすごい嬉しかったなぁ。綺麗な輪を作ってみて。」
うまくできない
「いきなりだったから難しいよね。みんなならできるできる。どうしたらいい?」
意見を出し合って再度。うまくできる。
キャッチで遊んで、宿泊に来れなかった子も参加できるようにしてみました。
せーのっていう拍手の数で集まるアクティビティをして、集まったメンバーで思い出を一つずつ話しました。何度か繰り返して、みんなを集めてガンダム先生(同僚)に最後を丸投げして終了。
みんなで協力して過ごした3日間の感じを忘れたくないから、アクティビティで繋がりながらのあっさりした振り返りにしました。これなら参加しやすくなります。
ついつい振り返りって大人がこういうことを言って欲しいって期待しちゃうけど、子どもを笑顔にするような振り返りもあってもいいなぁって思いました。
子どもたちにライジャケを
夏だ、海だ〜♪
そんな歌声が聞こえてきてうかれています。サザンでも聴きながら海に行きターーイ、なんて思ったことはありません。時代はさぶちゃんだと思います。
さてはて、学校で着衣水泳たるものがあります。服を着たまま水に入り、重さを感じたり、万が一溺れてしまった時に、どうやって浮くかを考えたりします。
こういう体験って大事です。
もっと大事なのは、未然に防止することでしょう。
香川県の学校の先生、森重裕二さんが「子ども達にライジャケを」という活動をされています。
思いはただ一つ、子どもの命を守るためを根っこに啓蒙活動をされています。今年はこんな可愛いTシャツがmonbelからも発売されています。うちも家族できています。
昨日は、これを着て学校に行きました。来週、カヌー教室があるのでちょうどライフジャケットはタイムリーでした。
僕は森重さんとお会いしたことはありません。
森重さんのクラス会議の本があまりに素敵で、それから少し連絡させていただきました。
こうやって教師以外のライフワークをもって楽しみながらいきている姿が素晴らしいです。
僕の友人が教師をしながら社団法人を立ち上げたり→
教師という経験を生かして、新しいステージに進もうとする友人がいたり、なんか教師という自分だけでなく、広がっていく自分というものがいいなぁと思います。
教師だけど、教育にだけ身を置くのではなくて、いろんなことに興味をもって、一人の人間としてワクワクする生きかたをしていきたいです。
そんな私は、大学の時代に出会ったこの本
スロー・イズ・ビューティフル―遅さとしての文化 (平凡社ライブラリー)
- 作者: 辻信一
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2004/06/01
- メディア: 文庫
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辻信一さんたちが立ち上げた、ナマケモノ倶楽部の活動に積極的に参加していこうと思っています。
以前に参加したのはもう10年以上も前です。
人と人とがつながっていくコミュニティ作りにとても興味があります。相手の人生に関わっていくようなそんな生き方がしたいなって思います。
読書家の時間6 〜公開授業〜
秘密大公開!!
こういう言葉が週刊誌に載ると買ってしまうのはなぜでしょうか・・・
妻の秘密ってなんだろう。朝から聞いてみます。いや、怖いからやめましょう。昨夜も野郎会から深夜に帰宅しているので、今日は主父になります。私は主夫です。
昨日は公開授業研究会でした。あっうちの学校は研究校だったのか・・・
研究についてはこちらの記事
みんなで作ったビジョンをもとに、どんな授業をしていこうかっていう問題を解決していくのがうちのスタイルです。
そして、私が最初の授業者でした。
読書家の時間の6時間目
今日は、「どうしたら本を選べるのか」をみんなで話すところから始めました。パラパラめくってみなよーのアドバイスで彼はパラパラめくって選んでいました。
読書家の時間のような個がベースの学習であると、子どもが読めるようになってきたとか、成長の実感は人それぞれで、タイミングもそれぞれ。
これって本来の人間の成長の当たり前なんですよね。
これをみんな一律にめあてをもたせて、プログラムがあり達成していくのは、問題解決的な学びではありますが、問題解決学習ではない。
このあたりの議論ってすごくされてきていて、問題解決的がいいのか問題解決がいいのかと比較されますが、両方大事でしょう。
こうやったらもっと賢く読めるという読む技は紹介するけど、使うか使わないかは人それぞれです。大切なのは自己選択できて、自分のペースで進められることでしょう。
読書家や作家を初めて知った時の違和感って結局は、一時間のめあて学習が染み付いていたからでした。長く続けてきて、びっくりするほど書く力も読む力もつくのはよく実感しています。
In the Middle: A Lifetime of Learning About Writing, Reading, and Adolescents
- 作者: Nancie Atwell
- 出版社/メーカー: Heinemann
- 発売日: 2014/11/13
- メディア: ペーパーバック
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こちらもオススメです。ナンシーアドウェルさんの翻訳はこの夏、出版されます。英語でも結構読みやすい本でした。
とはいえ、今、僕が大事にしているのは、「受容」と「貢献」の部分。ケアの根幹の部分です。
今日でいうなら、「本をどうやって選んでいるの?」っていう彼の悩みに、もっと深くかかわろうっていうことです。
尊敬する木村先生はやっぱり本質をよく理解してくれていて、「もっと深く対話できるようにしたらどうか?クラス会議のように順番で話すのではなく・・・」
確かにそう。いつまでも、順番に話していても仕方ない部分がある。
例えば、クラス会議のように一人ずつ話した上で、いくつかのアイデアについて、もう少し議論してみて、実際に選書をしてみるとか、彼のための本を選ぶのを課題にするとか、そういうことだってできそうです。
一人ずつ話す意味は、やっぱりすごくあって、平等なんですよね。
研究会でもいろんな意見が出ました。
メンバーが新しくなった同僚と最初の研究会を体験できたのがまず一番よかったことです。ここから、よりよくしていくにはどうしたらいいかを、ともに考えていく必要があります。
ただ、やっぱり感じたのは、その学び方がいいとか、この授業がどうとか、子供同士のつながりがどうとかって、子どもが決めることなんですよね。
どうして研究会を大人だけでやるのか。クラスや授業を題材にこども達に議論してもらったら面白くなる気がします。
研究主任として自分ができることについても、考えさせられましたが、肩肘張らず日常のうちの学校を公開したかなと思います。
互いを認め合う。やってみようの心を大事にしていきます。
読書家の時間5
奇妙礼太郎がライブで飲み行こうぜ〜って歌うシーンがすきです。
だから、毎日、飲み行こうぜ〜って歌いますが、そうも行かず毎日家族と過ごすために帰ります。
偉い!
ヤクルトも強いし、いい感じです。
さてさて、飲みには行けないけど、本読もうぜ〜ということで読書家の時間5です。
机の上にブックエンドを置いて、本棚をつくる強者が現れました。すんげー狭い机、、、どうやってノート書いてんだろう。素敵やん!
今日から読書ノートを導入しました。
日付
タイトル
読んだページ
振り返り
とりあえず、最初はこんな感じでスタートしました。
今日の読書会議は、本を読んで泣くのは恥ずかしいか?でした。
心が優しいんだよ
そんな本に出会えてよかったね
のめりこんだ証拠じゃないかな?
そんな意見が出ました。友達の悩みを受け止めてる姿がいいなって。
相談した子はどんな気持ちになったんだろう。
今日の振り返りは、フローになれたかどうかねって伝えて、読みタイム
スケッチしながら、どうしてその本を選んだの?って僕が知りたいから聞く場合もあったし、この本はあまりに長いから一緒に本を選んでみる?っていう時もありました。
銘々が、集中し始めました。
放課後、子どもの振り返りを読んでいて思わず微笑んでしまいました。
周りの声がいい意味で聞こえなくなった時、やったーって思いました。
とか、
自分が選んだ本だからフローになれたと思います
とか、
自分のお気に入りの場所を見つけられました。最初は一人で読めるか不安だったけど、やってみると少しできました。
とか、とか。子どもって本質に近づいていくんだなぁと思いながら、読んでいました。
さらに、続きが気になって仕方ないですって感想も。
これは優れた読み手の技術の、予測する そのままです。
放課後、となりに座っている同僚のガンダム先生に、ガンダム先生って本や漫画読んでて、先気になったりします?って聞くと、
気になるよ。最近読んでた推理小説も先が気になってチラチラ見ちゃった。
と、話していて、先を想像するって自然としてるなぁと改めて思いました。
他にも子どもの振り返りから、つながりを考えて読むことや、イメージして読んでいることがわかりました。
何かを僕が教えるんじゃなくて、こういった子どもの姿から、つながりを考えて読むとか、イメージして読むという技を子どもたちと共有したいです。
子どものノートを見ながら授業をつくるなんて贅沢な時間です。
ゆっくり子どもと話すには
娘を肩車しようとすると喜びます。妻を肩車しようとするとしばかれます。
同じ女性なのに、どうしてこうも違うのでしょうか・・・今日は代休です。幼稚園に娘を連れて行ける喜び。爽やかに園の先生に挨拶してみよう。
「ジャンボ!」
さて、愛知県。形が好きです。
心が落ち着かない子を肩車しながら、校庭を散歩しながら、勉強のこと、友達のこと、家族のこと、将来のこと、いろんな話をしました。一生懸命考えていきているんだなって思って涙がでそうになりました。
子どもの心が開いていることが大事です。しっかり受け止める=聞くことが大事だって思います。
聞くには時間がいります。学級には40人近く子どもがいます。毎日全員とゆっくり話すことは難しいです。でも、これ大事です。こんな風にしています。
① 登校時は教室か昇降口であいさつ
② 宿題は各自で僕の机に出して、名簿にチェック
出しに来たときに、宿題を開いているので、絵がうまいねとか言いながら全員と話せます。
③ 朝のクラス会議
みんなで輪になって喋るから、一人一人の話をじっくり聞けます。
④ 授業をワークショップにする
いわゆる黒板で教えて、子どもが手を上げて答える授業では、子ども一人一人が何を考え、何に悩んでいるのかなんて分かりようがありません。そこで、一人やグループで活動するような授業にしていきます。そうすると、子どもの様子を観察しながら、個別にアプローチができます。こういうのコーチングというそうです。
⑤ 休み時間は子どもと過ごす
教室や校庭にいると、誰かしら寄ってきます。そういう子と話すのも楽しいです。
⑥ 廊下は歌いながら歩く
廊下を謎の歌を歌って歩くと、「うるさい、先生!」って言われます。そこでやりとりがうまれます 笑
⑦ アンケートをとる
読書の授業を始めるなら、どんな本が好き?とか、子どものことを知るためのアンケートをとるのがオススメです。コーチングの材料になりますし、アンケートをもとに、先生もあの本好きだよなんて話もできます。
⑧ 掃除は全箇所を回る
いろんな掃除場所があるけど、雑巾片手に全部の箇所を回って、子どもに声をかけながら雑巾で隅を拭いていきます。「先生、ありがとう」なんて言われますから「どましてー」って言います。
⑨ 給食は子どもと食べる
10 振り返りジャーナル
日記で子どもとつながる。日記を話題にする。
11 面談・グループインタビュー
二人で面談をしたり、授業の合間に5人ほど呼んで、さっきの授業の感想をはなしてもらったりします。
コミュニケーションが大事なんて言われる時代。意識的に話す時間を日常に組み込んでいくことが大事だと思っています。