坊主先生は嘘つかない

子どもも教師も夢中になる学級経営や、校内研修の解説書です。僕の全てを伝えます。誰でもできます。

一人一人とかかわる

毎日、一人一人とかかわりたい

 

僕が本気で思っていることです。そして、結構難しい。

放課後、一人一人との1日を思い返してみると、あんまり話さなかったなぁって思うことだって多々あります。

 

あー、最近妻とゆっくり話していないなぁ。あとで話してみよう。

 

さておき、だからちょっとした工夫をしています。

 

それが、昨日書いた「振り返りジャーナル」も一例ですが、宿題にも一工夫しています。

bozusen.hatenadiary.jp

 

宿題は、ノートにやっています。見開き2ページのうち、左は全員一緒の宿題のプリント、右側が自由研究になっています。こんなのを参考にしています。

子どもの力を引き出す自主学習ノート 実践編 (ナツメ社教育書ブックス)

子どもの力を引き出す自主学習ノート 実践編 (ナツメ社教育書ブックス)

 

 宿題を出していない年度もありますが、目の前の子どもの姿や、学年の先生と相談したりして、今年は全クラスで出しています。

 

宿題を出すにも、ただ何となく出すのではなくて、こちら側の意図が大事だと思っています。

 

僕の意図は、二つです。一つは生活習慣を整えることと、二つ目は子どもとつながることです。

 

毎日、決まった宿題をやり続けるので、習慣化しやすいです。そして、何より右側に自由研究があるので、その子の今好きなこととか、関心のあることとかが分かります。それがすごくいいなぁって思います。

 

例えば、魚が好きな子は魚について、クイズ作りにはまっている子はクイズというように、世界に一つしかない宿題になります。

 

「この魚、変わった形しているね。なんでなの?」

 

とか、それを話題にしてかかわることができます。

 

人は誰でも、自分が関心のあるものについて質問されると嬉しくなるし、聞いてもらえたって感じます。

 

子ども一人一人とかかわるには、子どもが何を考え、どんなことに興味があるのかっていうことを知ろうとすることは大切だと思っています。

 

相手に興味をもつ姿勢がスタートだと思っています。